嫁姑問題による離婚

2015-09-16

嫁姑問題などの相手の親族との関係から夫婦関係が悪化し、離婚を決意するケースも多くありますが、嫁姑問題自体が直接的な離婚理由となることはありません。
離婚が認められるのは、夫(妻)が親族との問題を解消する努力をしない場合です。そのような場合には、夫婦関係を継続し難い重大な事由として離婚が認められる場合があります。

 

この問題に関するほとんどの裁判例は、妻と夫の親族間の関係が問題となっており、妻から夫に対して離婚請求がなされています。
夫が自身の親族と一緒になって妻をいびるような行為をしている場合もあり、そのようなケースでは離婚が認められます。
他方で、夫が親族と同居だったのを別居とするなど、改善のための態度を見せた場合には、離婚が認められない場合もあります。

 

逆に、親族と一緒に嫁いびりをしていた夫が離婚請求をし、妻は離婚を望まなかったようなケースでは離婚が認めないとした裁判例があります。
このようなケ
ースは、不貞行為における有責配偶者からの離婚請求と同様に考えて、離婚が認められないのが一般的ではないかと思います。

 

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