普通の電話機で会話を録音する方法
相手との電話の会話を録音したいが、自宅の電話機には録音機能がついていない。
そんな場合でも簡単に録音できる方法があります。
電話録音用のイヤホンマイクを使う方法です。
たとえば、ソニーの「ECM-TL3」やオリンパスの「テレホンピックアップTP3」がこれに当たります。
定価でも2000円程度ですので、録音機能のついた電話機に買い換えるより経済的です。
使い方は、ICレコーダーなどの録音機器のマイク用のジャックにさして、イヤホンを自分の耳にはめて、そのイヤホンをはめている方の耳に受話器をあてて、録音ボタンを押してから会話をするだけです。
相手の声は、イヤホンの外側に着いたマイクで拾い、自分の声は骨伝導で拾うという方式で、かなりきれいに録音できます。
パソコンのマイク用のジャックにさして録音することも可能です。
録音ソフトは、無料で出回っているものがあるので探してみてください。
代表的なものとして「超録」などがあります。
携帯電話には録音機能がついているものがあるので、その機能を使ってみてください。
ついていない場合は、上記のイヤホンマイクで録音してください。
気をつけなければならないのはスマートフォンです。
録音できるアプリが無料でありますが、スマートフォンとの相性の問題か、うまく録音できない場合があります。
大事な会話の前に一度試してみて、うまくいかないようであれば、上記のイヤホンマイクを使う方法を試してください。
関連コラム:黙って録音するのは違法じゃないんですか?/ICレコーダーは証拠になるか/録音データの証拠提出方法
監修弁護士紹介
弁護士 本 田 幸 則(登録番号36255)
・2005年 旧司法試験合格
・2007年 弁護士登録
弁護士になってすぐのころは、所属事務所にて、一般的な民事事件はもちろん、行政訴訟や刑事事件、企業法務まで担当しました。
独立後は、身近な問題を取り扱いたいと思い、離婚や相続などに注力しています。
ご相談においては、長期的な視野から依頼者にとって何がベストなのかを考え、交渉から裁判まであらゆる手段を視野に入れてアドバイスいたします。
弁護士 鈴 木 淳(登録番号47284)
・2006年 早稲田大学法学部卒業
・2006年 法務省入省(国家Ⅰ種法律職)
・2011年 明治大学法科大学院修了
・2011年 新司法試験合格
・2012年 弁護士登録
一般民事事件や中小企業法務を中心として、交渉から裁判まで、様々な分野の案件を担当してきました。
この度、なごみ法律事務所の理念に共感し、市民の方の生活に密着した問題や、経営者の日常的に接する問題を重点的に扱いたいと考え、執務することとなりました。
ご依頼者と同じ目線に立ちながら、最善の解決策を共に考えてゆきたいと思います。