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稼ぎのいい旦那に替えることができる確率は?

インターネットを見ていたら、ENEOSのテレビコマーシャルが男性に対する差別だとの記事を見つけました。

たしかに小池栄子さんが「稼ぎのいい旦那に替えるか」と言っているのは、男性を小馬鹿にした内容だと思いますし、これが、男性側が「若い嫁に替えるか」と言ったら女性の権利擁護系団体が大騒ぎするでしょう。

これが、ブラックジョークとして許容範囲なのか、許容範囲外なのかは私の専門外なのでおいておくとして、実際に稼ぎのいい旦那に替えることができる確率を考えてみました。

まず、小池さんは36歳ですが、政府の統計によれば、離婚後5年以内の再婚率は30%くらいのようです。

今より稼ぎのいい夫に替えるとなると、今の夫が平均年収くらいだとすると、35~40歳の男性の平均年収は平成26年の賃金センサスで528万円です。

これより実感として生活レベルが上がったというには、年収700万円以上は必要でしょうか。

年収700万円以上の男性の比率は、人口の19.2%です。

そうすると、単純計算で、36歳で離婚して5年以内に稼ぎのいい旦那に替えることができる確率は、30%×19.2%ですから、だいたい5~6%です。

1枚300円の宝くじで1万円が当たる確率がこれくらいのようです。

しかも、稼ぎのいい男性と結婚したい女性は多いでしょうから、競争率が高くなり、上記よりさらに確率は低くなるように思います。

もちろん、あくまでも単純計算なので、再婚できるかどうかは個人の能力差が大きいですし、子供の有無でも違うでしょう。

しかし、一般論としていえば、自由になるお金が少ないから稼ぎのいい旦那に替えるという発想は、かなりリスキーなようです。

 

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