離婚と子供への関わり方(本の紹介)
お子さんがいらっしゃる方の離婚の場合、お子さんへ離婚をどう説明するか悩む方も多いと思います。
それ以前に、お子さんの子とを考えて、離婚に踏み切れないという方も多いでしょう。
そのような離婚時のお子さんへの関わり方について、「離婚で壊れる子どもたち」(棚瀬一代著)という本が役立つかもしれません。
この本の著者の棚瀬氏は、臨床心理士であり、家庭裁判所の調停委員の経験もあるかたで、神戸親和女子大学発達教育学部客員教授をつとめられ、2013年には棚瀬一代の心理相談室というホームページを立ち上げ、離婚時の子供のケアに積極的に取り組んでいらっしゃった方です。
残念ならが、棚瀬氏は2014年に亡くなられているので直接相談することはできませんが、現在もホームページには生前の棚瀬氏の離婚時の子供に関する投稿が残っているため、この本とあわせて参照いただければ、離婚時の子供への影響について理解が深まるでしょう。
ただし、心理学は、まだまだ発展途上の学問で、かつ、自然科学系のような実験、観察、評価が難しいく、その応用となると、なおさら難しくなります。
ですから、「心理学的にはこうだ!」と安易に考えず、あくまでも参考と考えておきましょう。
監修弁護士紹介
弁護士 本 田 幸 則(登録番号36255)
・2005年 旧司法試験合格
・2007年 弁護士登録
弁護士になってすぐのころは、所属事務所にて、一般的な民事事件はもちろん、行政訴訟や刑事事件、企業法務まで担当しました。
独立後は、身近な問題を取り扱いたいと思い、離婚や相続などに注力しています。
ご相談においては、長期的な視野から依頼者にとって何がベストなのかを考え、交渉から裁判まであらゆる手段を視野に入れてアドバイスいたします。
弁護士 鈴 木 淳(登録番号47284)
・2006年 早稲田大学法学部卒業
・2006年 法務省入省(国家Ⅰ種法律職)
・2011年 明治大学法科大学院修了
・2011年 新司法試験合格
・2012年 弁護士登録
一般民事事件や中小企業法務を中心として、交渉から裁判まで、様々な分野の案件を担当してきました。
この度、なごみ法律事務所の理念に共感し、市民の方の生活に密着した問題や、経営者の日常的に接する問題を重点的に扱いたいと考え、執務することとなりました。
ご依頼者と同じ目線に立ちながら、最善の解決策を共に考えてゆきたいと思います。