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先日、弁護士会が、弁護士の仕事をアピールしているということを書きましたが、本日届いた日弁連新聞によれば、一昨年司法試験に合格し、昨年司法修習(裁判官、検察官、弁護士になるための研修)を終えた者のうち、12月15日の登録日になっても416人が未登録だった旨が記載されていました。
切りよく今年の1月から登録する予定の者を差引いても200人以上が未登録=就職できないとのことのことです。
就職先がないため即独(他の弁護士事務所に就職せず、すぐに独立すること)した人たちも一定数いるでしょうから、就職できなかった人はもっと多いでしょう。
前回のコラムでも書きましたが、弁護士の志望者が少ないのは、多額の費用と時間をかけて弁護士になっても就職できないからだと思います。
このことを本気で考えないと弁護士業界は終わりだと思います。
しかも、弁護士が誰も希望しない仕事になってしまう=仕事にあぶれて人がやること、となりかねないので、相談者である一般の方々も困ると思いますが、どうなることやら・・・
ちなみに、インドでは、弁護士は就職できなかった金持ちの不良息子がなる職業で、低俗な仕事と思われているらしいです。