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平成27年2月18日放送のNHKクローズアップ現代は、「戸籍のない子どもたちⅡ」と題し、無戸籍児について特集していました。
同番組によると、無戸籍児は増えているそうです。
DVなどで元夫から逃げだし、別の男性との間に生まれた子供については、元夫の戸籍に載せずに出生届けが出せる可能性があります。
嫡出推定が及ばないとして、生物学的な父に対して認知調停を起こす方法です。
子供の戸籍で悩んでいるなら、ぜひ一度ご相談ください。
もし、上記の認知調停が困難な場合でも、思い切って相談してください。
その場合、元夫から、「嫡出否認の訴え」(実際は調停)という手続をしてもらう必要がありますが、弁護士が手続を行うので、元夫との接触は最小限に抑えられます。
お子さんのために頑張ってください。
また、同番組では、「就籍」という制度も取り上げていました。
「就籍」というのは、親の戸籍に入るのではなく、新たに戸籍を作る制度です。
具体的には、家庭裁判所で、「就籍許可の申立」という手続を行い、許可が出ると、市区町村役場で戸籍を作る手続を行うものです。
ほとんどは、父母の分からない乳幼児について、乳児院などが手続を代理して行いますが、大人でも認められることがあります。
日本の戸籍を作る制度ですから、日本人であることを証明しないいけないため、少しハードルが上がりますが、現在戸籍が無い方もあきらめないでください。